お散歩について

先日、Twitter あらため X にて、

通りすがりに大型犬に噛まれたというポメラニアンについてのポストが、飼い主さんによって画像とともに投稿されていました。

一部、神経を痛めたとのことで、動けなかったようですが若犬の回復は早く、数日で歩く映像も上がっていました。

まず、噛みついた大型犬の飼い主が悪い、これは大前提です。

しかし、噛みつかせたポメの飼い主にも責任はあります。


何度かここにも書いていますが、犬が生きていく上で大事なことは自分の群＝家族の安定です。リーダーがハッキリしていること、夫婦や親子で喧嘩しないこと。

『 犬の社会性 』とは、群の中で順位を守ること、そして人間社会のルールの中で吠えたり噛んだり、他人や他所の犬に迷惑をかけないことであって、犬友や仲良しグループでジャレることではありません。

犬にとっては他所の群は基本、敵グループであり、他所の犬と仲良くする必然はひとつもありません。

それでも、社交的な犬もいます。他人がすべて嫌いな犬もいるし、人間なら誰でも好きでも他所の犬は嫌いな犬もいて、さまざまです。

まず、公道ではリードは最短に短く持つ。リール式のノビノビリードは一番危険です。

そして、簡単に初対面の犬に簡単に近づかないこと。
すぐに抱きかかえられる、かばえる距離を保って警戒しながらすれ違うこと。

いきなり角や門柱から犬に襲われるかも知れないと常に仮定しながら歩く。

公道を歩く、散歩は『お散歩』ではありません。

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