悪童日記読了
アゴタ・クリストフ著。とても面白かった。戦時中の幼い双子の物語。「とにかく生きる」がテーマ。魅力の一つとしては二人がとても賢いこと。自分がすべきことをわかっている人はとても魅力的に映る。戦時中故か、生きるために「非情」を選択しなければならないことが彼らの不幸だが、とても逞しく、自分にこんなことができるだろうかと考えた。それが正解かはわからないけど。日本も戦時中はこうだったのかなあ。
川越エース
男性/42歳/埼玉県/機能訓練指導員
2015-05-17 22:55