本日の案件
みなさまお疲れ様です。
私は中学の頃バレーボール部でした。
中1のころの私は背がとても低く、入部をためらっていたのですが、顧問の先生が「バレーは背が低くてもできる。背が低いからこそ輝けるポジションもちゃんとあるんだよ」と、とても優しく言葉をかけてくれたのが決め手でした。
そう、優しかったんです。その時は。
いざ入部してから知ったのですが、バレーボール部はうちの中学の中で1番厳しいと言われている部でした。
大会で入賞するくらいだったので365日練習か試合があって、休みなんてものは存在しません。
そして何より顧問が凄まじく厳しかったし怖かった…。
女性の先生だったんですが、もう常に怒号が飛んでいたし、ほんとに怒っている時にはボールだけじゃなくバインダーも飛んでくるし、ノートも靴も飛んでくるし…今の時代だったら多分訴えられていたと思います(笑)
私はリベロだったので先生とやり取りする機会が他の部員より多く、特にコートから出る時は常にビビってました。
でも、他校の先生も「君たちの先生のあとには絶対着任したくないね」と言うほど、必ず実績を残すし、何より常に真っ直ぐに私たちに向き合ってくれる、誰よりも信頼できる先生で、褒める時も全力でした。
だからどんなに厳しくても、誰も途中でやめることもなく付いていっていたのだと思います。
私たちが中3になったとき先生の異動があって、最後まで一緒にいることは出来ませんでしたが、でも私にとってはあの部活で過ごした時間があったから、今でもここぞという時に踏ん張る力がついたと思うし、私の人生の中で間違いなく一番濃い3年間でした。
余談ですが、入部したとき145cmしかなかった身長は3年間で20cm以上も伸び、今では167cmあります(笑)
零-Rei-
女性/36歳/東京都/アクセサリー作家
2024-10-03 11:24