本日の案件
本部長、秘書、リスナー社員の皆様、お疲れ様です!
高校時代の話ですが、応援団の新入団員を決める方法がちょいと変わっていました。
入学し少しずつ新しい生活に慣れ始めたころ、昼休みの平和な教室に、応援団の先輩たちが突如乱入。
黒板の前にずらりと並ぶ、学ラン姿の、厳つい風貌の先輩たち。
その迫力に圧倒されていると「お前たちの中で応援団に入りたいやつはいるかー!?」的なことを言うのです。
訪れる沈黙。
案の定名乗り出る生徒などいるわけもなく
「では指名させてもらう!」
最悪だ…まさか自分みたいな大人しそうな生徒が選ばれるはずないよな…そう思いながらも、必死に目を逸らし、存在感を消しました。
すると、「そこのお前!お前に決めた!」
はい、もうお察しの通り、私が選ばれてしまいました。
そこから始まった、昼休みや放課後の厳しい練習。他のクラスからも同じようにして選ばれてきた同志たちと励まし合いながら、先輩達からの厳しい指導を乗り越えました。
様々な場面で応援団として活動する中で、なんだか度胸もつきましたし、気付けば熱い気持ちを持って応援に取り組む自分がいました。
無理矢理応援団にされて最初こそ最悪でしたが、今では青春の良い思い出のひとつです。
じゃみ
男性/38歳/福島県/会社員
2024-10-07 18:40