案件
皆様、お疲れ様です。
重いものと言って思い出すことがあります。
当時、車が通れない細い道と坂が多い地区に住んでいました。
寒い冬に坂の階段の下におばあちゃん。立ったまま動かない。疲れちゃったのかな?と思って通り過ぎようとしたらどうやら灯油タンクが重くて階段を登ることができないようでした。
「おばあちゃん大丈夫?上まで持っていくよ!」と声をかけ灯油タンクを持とうとしたら、、、
お、重い、重すぎる。
灯油タンクが重いのはわかっていたけど自分では持ったことがなかったため想像以上の重さにナメていました。
「持つよ!」と言ってしまった手前、「重いよね、ごめんね、ありがとうね」と言ってくれるおばあちゃんにやっぱ無理、と言うことができず、気合で階段の上まで持って行きました。
その頃はまだ若くて両親や周りが灯油を用意してくれていて甘えていてんだなぁ、と身を持って知った出来事でした。
斎藤ソーダリア
女性/36歳/神奈川県/専業主婦
2024-10-09 14:06