銭湯案件
皆様、お疲れさまです。
銭湯と言って思い出すのは、祖母の家です。
大阪の古い家で、その地区は文化遺産になるような建物もあるような場所だったのですが、お風呂がほとんどの家になかったので、近所のあちこちに街の銭湯がありました。
小さい頃は、そこに行くのが、すごく楽しみで、祖父母、従兄弟、祖父母の家の近所の人とみんなで誘いあったりして、銭湯へ行っていました。
靴を靴箱に入れて札を取って、ロッカーに服やタオルを入れて、鍵をかけて、お風呂に行くと、大きな富士山のタイルの壁がお出迎え。
泡風呂、電気風呂、水風呂、サウナ、普通のお風呂があって、泡風呂で温まったら、水風呂に入って遊んだり、電気風呂に怖ごわ手を入れてみたりしていました。
そして、上がったら、必ずフルーツオレを買って貰って、瓶の蓋をピンみたいなので開けて、飲むのが、本当に幸せでしたが、平成に入った頃から、段々、家にお風工事をしだして、一人減り、二人減り、最後に行った時にはがらがらになっていて、銭湯も閉めると話していました。
私達家族も滅多に行かなくなっていましたが、なくなるのは、すごく寂しかったです。
ルンバ
女性/44歳/愛知県/兼業主婦
2024-10-10 17:25