『のらくろ』って知ってる?
ドラえもんにはまったく思い入れありません。
アニメはちょうど外れた世代、月刊誌の連載も好きじゃなかった。6歳下の弟はドラえもんもハットリくんも熱心に見ていたけれど。
仮面ライダー、ウルトラマン、マジンガーZ など、男児向けの刺激的なものがいっぱい、しかも最初のオリジナルシリーズをリアルタイムにトレースできたものだから、藤子先生の作品は「ぬるくて退屈」だったんです。
後々、藤子F先生の短編SFを読むと、かなり残酷で皮肉っぽく、かつ、エロチシズムもあって、それでも絵柄は、いつものF先生のタッチのままだから、よりシュールさが強調される作品も多い。
さすが子供向け漫画には、あまり表立って出てこないから、意識的に抑えていらしたのだろう。
その意味において『 台風のフー子』の回はトラウマのように印象に残っていて、ドラえもんの中では唯一好きな話。
それに何だかんだ言って、勉強机の薄い引き出しを「四次元が広がっていたらどうしよう……」と思って、恐る恐る開けたこともある (笑)
やはり先生の世界観は秀逸。
そんなこんな、話は逸れましたが、
僕にとっての大山のぶ代さんの原体験は『のらくろ』ののらくろ役だった。
その後は『ハリスの旋風』『 国松様のお通りだい 』シリーズの石田国松。
『 無敵超人ザンボット 3 』の神勝平など。
野沢さんよりも、気風が良くて、涙もろい、破天荒な男の子が大山さんらしい。
久しぶりにザンボット 3 が観たくなった。
大山さん、お疲れ様でしたね (•‿•)
コーギーモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2024-10-13 16:35