本日の案件
みなさまお疲れ様です。
私がすごい!と感動したのは額装のプロフェッショナルです。
作家活動をしてきた中で、昨年、大型の作品を作る機会が3度ほどありました。
額に入れるようなサイズ感の作品を作るのは初めてだったので、作品自体は自力でどうにか出来たものの、いざ額に入れるとなると何をどうしていいかさっぱり分かりませんでした。
そこで作品を持ち込んで額売り場の額装専門スタッフさんに相談したんです。
いざ相談してみると額装って奥が深くて、その作品が平面なのか高さがあるものなのかでもやり方が違うし、どれくらいの高さがあるのかによって額と作品の間に挟む板材の厚みもミリ単位で変わってきます。
適切な厚みのものを用意しないと作品が上手く固定されないので、輸送や展示の際に中で動いてしまって破損しやすくなったりするのだそう。
私が作った3つの作品も全て高さが違っていたので、額装のやり方が毎回違いました。
パッと作品を見て必要な箇所のサイズを的確に測り、これとこれが必要でこの手順で組み立てて…というのを素人の私でも分かるように図解して説明してくださって、私が自力で額装出来ないようなものはお店で預かって仕上げてくださいました。
これだけ細かければ専門の方がいるのも納得です。
そして3回とも綺麗に額装できて、無事に展示を終えることができました。
どんな世界にもプロっているものですね。
零-Rei-
女性/36歳/東京都/アクセサリー作家
2024-10-15 10:50