社員掲示板

色校正

本部長、浜崎秘書、皆々様、お疲れ様です。

私は仕事柄、色をよく使うのですが、印刷屋とペンキ屋はすごいなと思いました。

ある日、知り合いの印刷屋に行くと、営業と印刷スタッフが話し込んでいました。声をかけると「クライアントが持って来た見本と、自社所有のプリンターで出力された色が違う」とのこと。許可を取り見せてもらうと、卓上に並べれば分かるものの、遠目で見ても分からないレベルでした。

印刷スタッフが「面倒臭ぇなぁ」と言いながらPCに向かい色を修正。PCで10種類ほど見本を作り、「これっぽいなぁ」とデータを入力。出力すると1回の修正で見事正しい色が出力されました。

一方、ある日、ペンキ屋と仕事をしたとき、あと畳1枚分ってところでペンキが足らなくなってしまいました。
すると、「ああちょうどいいや」とペンキを混ぜ始めました。すると足りない色と全く同じ色のペンキが出来上がり口笛を吹きながら塗っていました。

ペンキ屋曰く「今、メーカーに言えば標準色じゃなくてもすぐに作って届けてくれるんだけど、一昔前は1週間とかかかったの。だからペンキ屋は『これとこれを混ぜればこの色』ってのは熟知してるし、一応ペンキ屋の国家資格もあるんだけど、色を混ぜて指定の色を作る実地試験もあるよ」とのこと。

モニターのメーカーや個体差で色が違く映ることもありますし、日向、日陰で違く見えることもあります。

そんな中でその色をぴったり当てる印刷屋やペンキ屋は職人技だなぁって思いました。

なみえる・あなーきー

男性/28歳/東京都/フリーランス
2024-10-15 17:41

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