今だから冷静に語ろう
評論家の高橋洋一 先生。
『数量政策学者』という
数学や統計学の専門家で、計算式によって分析や予測をしながら政策提言などを行うものです。
元 官僚であり、省庁や政府の事情にも詳しく、退官してフリーとなってからは政治や官僚の裏側を暴露して、現役の官僚からは「高橋は3回殺しても足りない」と恨まれる一方で、時の政権からは事情通の官房参与として重宝される。
参与の時は、フリーで儲けていたので、給料はもらわず、公用車も専用室も断り、官房室からもらったのは「お茶くらい」という。
当たり前だが、人口統計の中では、人も因子のひとつに過ぎない。ある条件の中でYESかNOをつけて分類する。
ウィルスに感染した人、していない人。
ワクチンを打った人、打ってない人。
それは災害現場のトリアージと同じく科学的に判断されるもので、個別の事情や感情は考慮しない。あえて情を排除しなくては、かえって多くの命を損なう可能性もあるから。
「感染者が○ヶ月後には○○万人くらいになるでしょう。その前に補正予算を○○兆円つけましょう」
それが仕事である。
3年くらい前。
高橋先生がグラフを示して「感染者数も死亡者数も (アメリカやイギリスの大波に比べて) 日本はサザ波です」というポストをしたら「人の命を軽んじるな」というトンチンカンな批判で炎上した。
元 アイドルの人は「人の命をなんだと思っているのでしょうか」などと、もっともらしく悲壮な顔で、偏向な番組の雰囲気に迎合して見せた。
は?
感染者数が急増した時はマスコミも一般人も「第7波が来た!」とか言っていたはず。大波が良くて、サザ波がダメな違いがわからない。同じ数値の分析ではないか。
結局、野党が発言を切り取り、わざわざ国会にもちこもうとしたので、高橋先生はスパッと参与を辞めてしまった。
まぁ、無休のボランティアだし後腐れもなかった様子。
高橋先生本人はそれでいいかも知れないが、日本にとっては、くだらない上げ足とりで有意な人物の首が切られては損失にしかならない。
なんかね、今度の選挙。
立候補するほうも、投票するほうも、そういう感情的な間違いばかりの選挙になりそうな気がする。てか、もうすでになってる(笑)
コーギーモモ
男性/58歳/神奈川県/飲食業
2024-10-19 00:38