参戦
『忘れらんねえよ』の柴田さんがポストにて
「ライブにお客さんが「参戦」って言うことについて。ありだろ。なんの問題もねえ。バンド始めた当初は嫌だった。戦ってんのは俺らだろ、と。でもずっとやって分かった。ライブハウスに来るまで、戦ったんだよ。安くないチケ代を、作れない時間を、戦って作ったんだよ、参戦だろそれ」という。
良い気づきだと思います。
昔、とある 2人組のユニット。
ギター1名ともう1人、ラップだか語りみたいな人がいて「ハートにある一番大事なこと」みたいな、説教くさいセリフを叫ぶ……ま、そんな『芸風』の2人組ユニットですわ。
その人達がLIVEで、客席に向かって「俺等と正面から本気で戦えない奴は帰れっ!」と言ったそうな。
いや。「 帰れ! 」はいいけど、
ならばお金 返してくれるの?と。
客席のノリが悪いのはミュージシャンの責任でしょう。
だったら最初から『お代は観ての御返りで』 後払いにしろよ、と思いました。
最後まで聴いて、満足したら1万でも2万でも払いますが、気に食わなければ、途中退場で¥0 にさせてもらいますよ、と。
その日のお客さんが全員が途中で帰って、興業収益が ¥0 かも知れないが、それでいいんか?と。会場使用料やスタッフの給料まで自腹切るのやな、と。
その覚悟で「帰れ!」なら、まだ話もわかる。
安穏とレコード会社の庇護にあって、興業会社におぜん立てされて、お弁当を手配する人や照明さんなどにバックアップされて、ようやくステージに立たせてもらってるんじゃないの?
子供を保育園にあずけて、タイミーのアルバイトとかでグッズ売場や券のモギリとかやってるスタッフさんの方がよっぽど戦ってる。
そうして成り立つのがLIVEの実相。
座長として、彼らを食わせてる意識はあるのか。
そして、一般の勤め人が千円稼ぐのが、どれだけ大変か知ってるのかね……
浜田省吾さんのライブMC
「 みんな今日はオレのLIVEに参加してくれてありがとう。参戦じゃないよ参加。音楽は戦いや争いの対極にある。参加してくれてありがとう 」
参加でも参加でも良いと思うけど、大切なのは音を楽しむ気持ちですよね。
コーギーモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2024-10-20 19:24