寝落ち案件
本部長、秘書、社員の皆様お疲れ様です。
聞いてもらいたい寝落ちエピソードは高校生のことです。
当時吹奏楽部に所属していた私。毎日、朝は朝練があり、昼休みも練習、放課後は午後6から7時くらいまで練習、土日も一日中練習という楽器漬けの日々を送っていました。
当時は実家のある横浜から横浜線で町田の少し先にある高校まで1時間くらいかけて通学していました。
季節はちょうど今くらいのだんだん寒さが増してきた冬先でした。いつものように横浜から電車に乗り、日曜の早朝ということも、横浜線の緑色の座席に座りました。
座席のヒーターが暖かく…電車のドアが開くたびに冷気が入ってくるけど、走り出すと段々温まる感じが心地いいなぁと思っていたところ、電車の止まる揺れで目が覚めると町田駅でした。
「あぁ知らないうちに寝てたのか、乗り過ごさなくてよかった。」と安心しました。次に目を開けたところ、まだ見慣れた町田駅のホームが見えます。
「人身事故とかで停車中か、最近多いな。」と停まっている理由を推理していたところ、電車は動き出しました。「このくらいならそんなに経ってないし遅刻せずに済みそうだ。」などと安心したのもつかの間、電車は横浜に向けて動き出したのです。
寝落ちしたまま電車に揺られながら八王子まで行き、折り返していたのです。次に止まった駅で急いで降り、吹奏楽部の顧問に遅刻すると連絡をして再び反対ホームの電車に駆け込みました。
息を切らしながら座席に座った私。当然再び夢の世界へ。気がつくと横浜に…。もう今日は諦めようと思い、顧問に電話して事情を説明し、学校の最寄り駅まで行ったものの、信じてもらえずに「もう今日は来なくていい」と怒られてしまいました。帰宅するために一度改札を出ようと定期券を改札を当てるも出られず!改札でも「こんなに長時間何をしてたんだ!」と疑われ、怒られる始末…。散々な一日になってしまいました。
電車のヒーターってとても暖かくて気持ちいいですよね…今からの季節の通勤は、毎日が座りたい気持ちの戦いです。
かんきつ
男性/30歳/千葉県/公務員
2024-11-07 18:00