バッタリ案件

お疲れさまです！
もう20年近く前の話です。
とある週末、夫と２人で朝1番の飛行機で地元に帰ることになったものの、家を出るのが遅れて、慌てて車を飛ばして羽田に着きました。
駐車場からすんごい走って、保安検査場を抜け、遠い遠い乗り場までまた全速力で走り、CAのお姉さまたちに名前を呼ばれつつ、「すみませーん！！」と叫んで、文字通り飛行機に飛び乗ったところ、1番前の席で見覚えのあるおばさまがじろっと睨んでいます。
…あの、田中真紀子さんでした。
そして、隣には筑紫哲也さんが座っていました。
えっ、この2人、なぜうちの地元に行くの？とも思いましたが、それよりもあの田中真紀子さんをお待たせしてしまった恐ろしさに、機内で落ち着かなかったです。
到着してからも、早く降りてくれーと思って、私達は最後の方で降りました。
筑紫さんとはあれが最初で最後になってしまったので、もうちょっと違う形でお会いしたかったなぁ。

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