自ら未来を切り拓いたわたしのご先祖様の話
わたしは鹿児島県出身ですが、ルーツを辿ると、大阪にまで至ります。
今から約335年前、わたしのご先祖様は当時住んでいた街の政治に思うところがあり、集団で大阪から鹿児島に移住したそうです。
移住後は、はじめは現地の鹿児島の住民となかなか馴染めず苦労した時期もあったらしく、そんななか、作物をお裾分けしたり、大阪の文化を鹿児島で役立てたりなど、少しずつ関係性を築いていき、次第に協力しあいながら現地の荒れた土地を耕し、少しずつ村を作りながら、周囲との信頼関係を深め、移住先の土地の歴史を作っていったそうです。
この話を父から聞いたとき、わたしも周囲の人々と協力して厳しい時も周囲と協力して自分から道を切り拓いていける人でありたいという憧れの気持ちを密かに心に抱きました。
受け身ではなく、自ら行動して人生をより良くしていくこと、また、自分のことだけでなく周りの人のことも考えて協力し合って一緒に幸せになれるよう考えること、そんな生き方をしていたご先祖様のことをとても誇りに思いますし、これからの自分の道標にしていきたいと思っています。
おあつ
女性/32歳/神奈川県/専業主婦
2024-11-18 17:42