ビューティフル・ドリーマー

学園祭というと、
若い頃に「『学園祭の前日』が何度もタイムリープする」という映画があり感銘を受けました。

女子高生に憑依した妖怪が、彼女の「仲間たちとずっとワイワイ楽しい学園生活を送りたい」という夢を具現化して学校ごと夢の世界に閉じ込めてしまう、という話。

この『学園祭の前日』というシチュエーションが秀逸だったんです。

下校時間をすぎても学校公認で遅くまで残っていても良い状況。準備作業をしながら、ふだんあまり話したことのなかった異性とじっくり話をしたり、高校に進学した人なら誰でも体験したような共通の特別な感覚。

多くの人に感銘をあたえ、この映画をきっかけに映像の世界を心ざした映画関係者も多いとか。

かくいう私も、レストランなんて稼業も、毎日 祭りみたいなもので、朝になればまた窓を拭いてトイレをみがいて……永遠の『学園祭の前日』を生きているようなものです(笑)

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