時代の変わり目
兵庫知事選。
元知事への新聞テレビの先走り報道に対して、ネットでは過去の実績を認める声が広がって、その結果は「新聞テレビの敗北、ネットの勝利」と報じられました。
「ネットには真実もあればデマもある。テレビや新聞はちゃんと取材して裏取りもします」というテレビ関係者の声。
いやいや、テレビや新聞にもデマはあるし、個人や組織の思想に傾くこともある、ということはもうバレていますよ(笑)
「ネットも規制をするべき」と語るタレント、コメンテーターや評論家もいて、それは『言論の自由』に反するんじゃないだろうか。
ネットにはデマもある。しかし、反対意見も同時に出てきて拮抗することが多く、コミュニティノートもつく。最後は視聴者が自分で判断する『チャンス』がある。
一方で、テレビや新聞の誤報は流しっ放しで滅多に訂正などしない。少なくともリアルタイムの反論は示されないから、ネット弱者には『チャンス』の芽もない。
その違和感=不信感=今回の選挙結果ということじゃないかな。
インタビューで「これから先、新聞テレビはどうやってネットに対したら良いのでしょうか?」と聞かれた経済学者の高橋洋一先生は
「本当のことが一番。普通に、本当のことをそのまま言えばいいんじゃないでしょうか。」とシンプルな答え。
数年前、高橋先生か内閣官房参与だった時。
『政府は参与という助言者に給与を払い、公用車を使わせ…』とワイドショーは批判的なニュアンスの報道をした。
しかし、当時の高橋先生は本業が大学教授だったので、国からは給与をもらっておらず、公用車も断り 自腹タクシー。専用室も専用の秘書官も断った。そして「参与は自分から助言はしない。勘違いする人も多いけど、総理から聞かれたことに答えるだけ、判断は総理ご自身がする」といっていた。
完全に誤報。高橋先生は「内閣府の担当者にちゃんと取材をしてほしい」と言っていたが、結局、番組からは訂正もお詫びもない。
あれから4年くらい、
既存メディアは何かが改善されたのだろうか。
コーギーモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2024-11-22 00:48