オートリバース
以前TOKYO FMでも放送された
小泉今日子親衛隊の小説「オートリバース」。
ちゃんと読みました。
号泣。
必死に誰かを好きになったり、
応援したくなったり、
でもどうしても抜け出せない柵があったり、
ときどき何に反抗しているのかさえ分からなくなって、謎だらけの迷路を彷徨ったり、
そんな気持ちを一心に受け止めて、
今では少しありえない距離感を保ちながらも、
「自分らしく」踊る羨望の存在があったり。
親衛隊はいつのまにか、アブナイ場所に手を伸ばした。でもきっと、そんな彼らを見てがんばっていたのも、キョンキョンのひとつの姿なのだろう。
今よりは不便なことも多かったと思うけど、この時代の人たちは、「大切なもの」をちゃんと分かっている感じがして、ないものねだりだけど、私もそういう大人になりたい!
すまいりー
女性/26歳/東京都/公務員
2024-11-27 07:20