案件 推しへの感謝
本部長、秘書、皆さん、お疲れ様です。
僕の感謝したい推しは、とある猫です。おそらく野良猫です。
その子はある食堂の厨房の勝手口の前に座っているんです。夕方にそこに行くと十中八九います。
しかも勝手口扉は開いていて、近くに店員がいるわけではないので、入ろうと思えば入れるのですが、鳴きもせず座っています。
また外に食材が入っていたであろう袋が置いてあっても、触れもせずじっと座って厨房の中を見つめています。
その子を見かける度に、したたかさへの感動と健気さの癒しに対する感謝をせずにはいられません。
つい先日見かけた時は、ちょうど厨房からタバコ休憩に出てきたお兄ちゃんがいたのですが、猫を追い払いもせず、至近距離で見つめたままタバコを吸っており、また、その子も逃げもせず見つめていたので、きっと、癒しと引き換えにご飯を分けてもらっているのだろうと勝手に想像しています。
なので、僕も邪魔をしないよう通りがてらに見るだけにしておきます。
ドラムスこ
男性/51歳/千葉県/会社員
2024-12-11 17:23