案件ではありませんが。
本部長、秘書、リスナー社員のみなさんこんばんは。
案件ではありませんが、息子のちょっとした良い話を聞いて下さい。
今日、中学3年生の息子の合唱コンクールがあり、見事、優秀賞を頂く事が出来ました。
息子の歌う姿に成長を感じて涙したのですが、それよりももっと息子の行動に感動してしまいました。
それは、昨日の夜、僕の変顔の写真カードサイズを20枚コピーして欲しいと頼まれました。
何にするのか聞くとお守りにして配ると言うのです。
そんなことをしたら、皆んなに気持ち悪がられるよ。と親なりに辞めるように言いましたが、
これは、合唱コンクールだけのお守りでは無いんだ。クラスの半分以上が受験するから、その為のお守りでもあるんだ。
と言うのです。そんな思いがあるならばと、
少し不安ではありましたが、息子に協力する事にしました。
幼い頃から変わり者で同学年の中でも浮いていて精神年齢が幼い息子。
お友達のお母さんからはリアル、クレオンしんちゃんと呼ばれた程。
心配しながらも、変顔を探し、結局、息子がお花畑で頰杖をついているメルヘン写真にしました。
あまりにもメルヘン過ぎたので赤字で必勝!と手書きしたものを添付して作成しました。
息子は、夜中までかかって飾り付けをし、朝、大事そうに抱えて学校に行きました。
合唱コンクール終了後、息子に会いに行くと嬉しそうに
僕のお守りのおかげで優秀賞が取れた
と大喜びしていました。
ふと、周りの友達のバッグを見ると、息子のお守りが。。。
何人かのバッグについていました。
気恥ずかしくて、子供達に
そのお守り、夜中までかかって作ったのよ。
ちょっと気持ち悪いでしょ。
でもね、音楽会だけのものでは無いんだって。
クラスの半分以上が受験生だから、そのお守りも込めて作ったみたいだよ。
と伝えると、ある女の子が、
えっ、知らなかった。泣けるんだけど。
と言っていました。
そうなんです。息子は、わざと何故お守りを作ったのか言わなかったのです。
なんだか、世間体を気にして行動している自分がすごくちっぽけに感じました。
誰に何を思われるからでは無く、自分の気持ちに正直に行動する。
色々と考えさせられ、息子に教わった気がしました。
時々、びっくりする事をして感動させてくれる自慢の息子です。
もちママ
女性/21歳/東京都/会社員
2024-12-21 00:42