本日は『サンドラの週末』を鑑賞
ドキュメンタリーのような撮り方で金曜の午後から月曜までの濃密な4日間が映し出される。映画はショッキングな幕開けから始まる、主人公であるマリオンコティヤール演じるサンドラは療養休暇中に突然解雇の連絡を受ける、解雇撤回の条件はボーナスかサンドラを取るかという投票で従業員の過半数の票を得ること。彼女は週末の時間を使い同僚の説得に向かう。劇的なドラマではないが愛情、善意、良心、裏切り、懺悔などの内面性の動きが観ている人を引き込む。そして、人はどんなときも一人ではない、生きていく上で大事なのは転ばないことではなく、転んでも起き上がれることを映し出す。ラスト、うつむき加減だったサンドラの顔はしっかりと前を見据えていた。
ムーンライズキングダム
男性/46歳/千葉県/Come live with me ~共に生きよう~
2015-05-24 22:48