はたらくくるま案件～この車が好き〜

本部長、秘書、社員の皆様、お疲れ様です。

以前、私の親は自営業を営んでおりました。
卸売業であったため、配達や営業の為に父は朝から夜まで１BOXタイプの営業車を運転していました。
私がまだ小学生だったある日。
既に古さを感じるようになっていた営業車のオドメーター（距離計）を見ると、表示はたったの数キロメートルでした。
私が「このメーターおかしくない？」と聞くと、
父が「このメーターは10万キロまでなんだ。だから今の本当の距離は30万キロぐらい。だいたい地球7周半ぐらいかな」
と答えてくれたのを聞いて、子供ながらに「すごい。そんなに走ってるんだ」ととても驚いた記憶があります。
休日には私も父と一緒に洗車をし、いつも白いボディをピカピカにして、家族でとても大事にしていましたが、
いよいよエンジンが寿命を迎え、新しく買い替える時が来ました。
その時、引き取られていく車を少し寂しそうに見送っていた、父と母の姿が今も忘れられません。
私も子供ながらに同じように愛着を持っていた為、印象に残っているのかもしれません。
そんなわけで、私が好きな「はたらくくるま」は、「私の家族と一緒に働いてくれたかつての車たち」です。

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