2000年代案件
本部長・秘書・リスナー社員の皆様、お疲れ様です。
私のどストライクミュージックは、
アルバイトの行き帰りにいつも聴いていたGOING STEADYの『銀河鉄道の夜』です。
専門学校に通いながらドーナツ屋さんでバイトをしていた頃、
新しく入ってきた一つ年上の大学生の先輩に一目惚れしました。
憂鬱だったバイトも、先輩と同じ出勤日だけは本当に待ち遠しくて。
でも、きっと彼氏いるんだろうな…と思うとメアドを聞く勇気もなく、ただ遠くから見つめることしかできませんでした。
そんなある日、先輩が就職活動に専念するためバイトを辞めることに。
その瞬間「今伝えないと多分一生後悔する」と思い、私は先輩の最終出勤日に想いを告げました。
しかし、先輩は静かに笑いながら
「あと1ヶ月早かったらなぁ…」と言い残して去っていきました。
あと1ヶ月早く気持ちを伝えていたら、未来は違っていたのだろうか?
そんなことを考えながら見上げた帰り道の夜空は、なぜか、いつもより滲んで見えました。
めっちゃネギトロ食べる人
男性/38歳/愛媛県/自営・自由業
2025-02-03 12:34