「あの時 案件〜なんであんなに欲しかったんだろ〜」
今は、訳がわからなくなっているのが
中学の卒業式での「第二ボタン」です。
私の中学時代は、制服が学ランで
第二ボタンは、その人の大切な人が
貰えるという流行りがありました。
モテる先輩は、学ランのボタンのみならず
ワイシャツのボタンまで無くなる熱狂ぶりで(笑)
「獲ったどー!」じゃないけど女子で
ボタン獲得合戦が繰り広げられていた時代です。
私が貰ったのは好きな人じゃないんです
大好きな人には言う勇気も
言えるチャンスもありませんでした。
でも、卒業式に手ぶらで帰りたくないなと思い
私は、こともあろうか席の近かったK君に
「ボタン、誰かにあげるの?」と聞き
「ないよ」と言うので「ちょーだい♪」と
貰うことに…そういった形で二人の男子から
貰ったのですが…学級委員長が
「ちーたん、〇くんの第二ボタン貰ったの?」と
聞かれ「見せて」というので見せたら奪われました
「返してよ!」と言ってもヤツは、逃走しました
女子が、男子のボタンが何個ゲットできるか?という
風潮まであったので…取られて悔しかったです。
1個残った第二ボタン、実家のガラス瓶に
入ってますが…今になると、
本当に、ごめんなさいという後悔の塊。
ボタン争奪戦国時代の波に飲み込まれた
私の戦利品は、若気の至りからの自責の念。
(^_^;)
ちーたん♥
女性/57歳/東京都/パート
2025-02-12 09:15