改めて

ジョーイ・モーランドの死、本当に驚きであり、残念でした。バッドフィンガー全盛期最後のメンバーだった彼ですが「悲劇のバンドの生き残り」というのも、なかなかに凄い人生であります。彼自身はピート・ハムとトム・エヴァンズが自ら世を去ってしまったことについてこう言っていました。

「僕自身の生に関する信念は、より強いものになったね。実際、彼らの自殺の知らせを聞いたときには、怒りが込み上げてきたね。訳が分からないし、いったいそれが何になるんだ。生きるっていうことは、本当に大切なことなんだ。だから、それを諦めてしまうなんて、考えられないよ。這いつくばって泣いてでも、生きているべきなんだ」

きっと、この言葉を亡くなる時まで貫き通したのでしょう。改めて彼、ジョセフ・チャールズ・モーランドのご冥福を祈ります。

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