案件
各位
お疲れ様です。
昔からよく見る夢に「赤いトイレ」というのがあります。
その夢を見るときはいつも決まって商店街のような街中から始まります。数十メートル歩くと、左手に現れる小さな事務所のような場所。緊張しながらドアを開けると、ビルのワンフロアのような空間が広がっています。赤をベースにした壁には、額縁や直描きされた絵がびっしりと並べられており、それを横目に私はゆっくり奥へと進みます。
すると、部屋の奥にはひとつだけテーブルが置かれており、対面に男の人がいます。「お手洗いをお借りしてもいいですか」と話しかけると、決まって男は私から見て左側にあるドアを指さします。
そのドアの奥には、相変わらず赤い壁の、そして今度は20畳ほどの部屋があり、その部屋の中央に一台だけ、トイレが佇んでいます。私はそのトイレに向かい用を足そうとし…たところで目は覚めます。
毎度さまざまな行動を取るんです。壁の絵を見たり、トイレの奥にある大きな甕の水を触ってみたり。しかし、この筋書きにはいつも抗えず、決まって用を足す瞬間に目が覚めます。
正直、用を足す夢はよく聞きますが、あの場所はどこなのでしょう。記憶にもなければ思い当たる場所もないのです。ちなみに漏らしたことはありません。
札束みたいな恋をした
男性/29歳/東京都/会社員
2025-03-04 17:07