本日の案件
みなさまお疲れ様です。
もう10年以上前まだmixiが全盛期だったころ、専門学校に通うことになった私は『◯◯学校に4月から通う人でつながりませんか?』といったコミュニティに入り、そこで1人の人ととても仲良くなりました。
毎日のようにメッセージだけでやり取りしていたある日「試しに電話でお話してみませんか?」と相手からお誘いが来て、電話をすることに。
ですが、電話がかかってきて相手の第一声の「もしもし?」で私は固まってしまいました。
相手の声がめちゃくちゃ低音の男性の声だったからです。
それまでお互い本名で名乗っていなかったし、やり取りする中で私は勝手に同い年くらいの女性だと思い込んでいて。
そうしたら電話口の相手は私より9歳年上の男性。「え、もしかしてヤバい人だったりしないよね…?」と心臓はバクバク。あれは本当にびっくりしました…。
「そういえば歳とか男だとか言ってなかったよね、ごめんびっくりさせたよね」と謝られましたが、口調がとても優しくて、普段のメッセージのやり取りと同じ雰囲気だったので、最初こそ緊張していましたが話しているうちに段々と盛り上がってきて、楽しくお喋りできるように。
あと、何しろ、死ぬほど声が良い!!
その後入学してクラスは分かれてしまいましたが、彼とはメッセージや電話のやり取りをしたり一緒にご飯に行く仲になり、お付き合いをするまでになりました。
残念ながら数年でお別れしてしまいましたが…これまで人生で出会った中で一番良い声だったなぁあの人…。
零-Rei-
女性/36歳/東京都/アクセサリー作家
2025-03-13 18:08