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心がまえ

1973年に大ヒットした映画『日本沈没』

その中で「もう日本列島は海に沈む」と確定した時に主人公のひとり『山本総理』は「国を守る、国民の生命財産を守る、とは一体なんなのだ?」と悩み、そして政財界のフィクサー『渡老人』という人物に国民の先行きを相談する場面があります。


渡老人が提示する三つの案。

一つ目「集団でどこかに移住し新たに日本国を作る」

二つ目「世界各地に移住し、その先で帰化して生活する。日本の文化伝統を継承する」

三つ目「何もしない。日本国土の沈没と共に、日本人も滅ぶ」

あえて三番目の潔い道こそが、日本人にしか出来ない、日本人らしさではないのか、と。

50年前の映画が示した哲学です。


トランプの手腕で、ウクライナのここ数年の健闘とは裏腹に、ロシアと米国という2大大国の思惑で停戦に向かっています。

しかし、ウ国民にとっては「停戦させてやるから領土くらいあげちゃえ」という屈辱なわけで、さらに、ゼレンスキーを退陣させて米露両国に都合のいい大統領を立てて手打ちを目論でいるのでしょうが。ゼレンスキーとしては停戦している間に『自前で核武装する』というジョーカーを出すかもしれません。

停戦の代償として『やはり大国の理屈が勝つ。大国がゴネれば侵略もチャラ』という前例とともに『やはり安全保障の切り札は【核】なんだな』というルールが明確になってしまいました。

もう『話し合いによる平和』とか『世界から核を根絶』という夢を見ていられるフェーズは終わりです。

フランスはいち早く「米国が守ってくれないなら、フランスがEUに核の傘を広げる」と表明しました。

おそらく韓国は我々よりも中・露に近いですし、米国のタガが緩めば、北の脅威はシビアですから、近いうちに核武装への議論が進むでしょう。

さあ、待ったなし。
我が国はどうするか。

核シェア、核レンタルを検討するか。

夢にこだわり、滅びの道を選ぶのか。

我々はともかく次の世代は確実に、山本総理のように「国を守る。生命財産を守る。とは一体なんなのだ?」と真剣に向き合う未来がそこまで来ています。

コーギーモモ

男性/58歳/神奈川県/飲食業
2025-03-14 00:09

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