THANK YOU SO MUCH 案件〜サザンと私〜

本部長、秘書お疲れ様です。
私とサザンオールスターズですが、太陽は罪な奴が一番好きです。一夏の経験をした23才のことでした。ビアガーデンで花火をみながら彼女と過ごしていました。彼女は私がホームヘルパー養成講座で知り合った4才年上の上司という立場でした。介護職として働きたかった私は、資格を取るために学校に通いながらアルバイトとしてホームヘルパーの仕事をしていました。上司である女性から見込みがあると言われていたので、私もはりきって仕事をしていました。そのうちに、食事に連れて行ってくれるようになり、湯治をしたいとのことで京都にまで一緒に行っていました。
二年目の夏、私は思いきって告白をしました。上司としての魅力もありましたが、女性として意識し始めていたのでした。しかし、彼女はあくまでも上司と部下でありたいという気持ちが強く、告白を断ってきました。諦めきれなかった私は、その思いを胸にホームヘルパーの仕事を辞め、彼女と別れてしまいました。のちに私の後輩から聞かされたのですが、彼女も私のことを意識していて、そのような関係になってもいいとまで思ったそうでしたが、仕事場の空気が乱れるのを嫌い、思いを振り切ったとのことでした。そんな思いを背負いながら、この曲を聴き涙した青春時代の思い出です。

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