自説案件
本部長、秘書、社員の皆様、お疲れ様です。
昔、初めて犬を飼うにあたり『ヒト、イヌに逢う』という有名な動物行動学の名著から『ハロー!コーギーちゃん』みたいなファンシーなグラビア写真集まで、いろんな専門書を90〜100冊は読んだと思います。
飼育書の中に、良くでてくる定説として
『犬に人間のマウントを取らせないようにしましょう』というのがあります。
『マウント』とは人間でよく言う『マウントをとる』に意味は近いのですが、強い犬が弱い犬に、親が子に、自分の上位を示すため『上にのしかかる』行動を言います。
それを飼い主や人間の家族に対して、犬にさせるな、というわけです。『やろうとしたら厳しく叱れ』とも書かれています。確かにパピー時代に、仔犬が母犬のマウントをとろうとして、こっ酷く叱られているところは良く見ます。
家族という『群れ』の社会の中で、犬は人間の下位でなくてはならず、順位を間違えないよう。要は『人間をナメさせるな』ということです。
しかし、私は人間として
『犬にマウントしに来て欲しい』のです(笑)
サンダル履きしてる時に、大型犬に足踏まれたり、尻尾で太もも叩かれたりするとかなり痛いですし、ブルブルするとツバが飛んできたりしますが、それも犬飼いの醍醐味です。
犬バカの人間が『上からのしかかられて』嬉しいに決まっています(笑)
そこから「何すんだ!てめー!笑」とか、首根っこ捕まえてバタバタと犬プロレスに発展したりして「アンタ達いいかげんにしなさい!」とかお母さんに叱られたりして、楽しいじゃないですか。
それのどこが悪い (・∀・)
うちのモモちは生前、私が寝転がってテレビなど見ていると、良くお腹の上によじ登ってきました。まぁ「テレビなんか見てないで構ってくれ」という態度でもありますが。
平然と四つ足で立ってたりして、モモちは20kg近い巨大コーギーだったので、立たれるとミゾオチに肉球が食い込んだりして、さすがに痛いので「あのさ、痛いから。フセなさい。」というと『あぁ、すいません』って感じで、フセをする。お腹の上で(笑)
大事なことは、日頃きちんと上下関係のもとに生活をしているか、であって、たかだかマウントくらいで犬が人間をナメることなどない、というのが私の説です。
コーギーモモ
男性/58歳/神奈川県/飲食業
2025-04-14 07:36