本当に「努力は報われる」のか。
お疲れ様です。
私が幼いころからずっと違和感を持っている定説があります。
それは、「努力すれば報われる」という言葉です。
一見、前向きで力強い言葉だけど、これ本当なんでしょうか?
現実には、どれだけ努力しても報われない人はいますし、むしろ、「どれだけ頑張っても報われなかった」という経験のほうがよくある話な気がします。
なぜなら、結果には才能、運、環境など自分ではどうにもできない要素も大きく関わってくるからです。
なのにうまくいかないと、「努力が足りなかったんじゃない?」って言われる。
まるで、報われない人が悪いみたいに。
正直しんどいなと思います。
それに、この言葉が当たり前のように刷り込まれている社会では、「報われない=自分がダメなんだ」と思い込んでしまう人も出てくる。そしてそういうひとに「もっと頑張らないと」と思わせられれば社会にとって都合が良い、真面目な人を努力信仰で黙らせる、みたいな雰囲気も感じます。
私は、「努力すれば報われる」じゃなくて、「報われやすい努力の仕方を考える」という視点のほうが大事なんじゃないかと思っています。
努力って、やり方次第で武器にもなるし、ただ自分をすり減らすだけのものにもなる。
もちろん報われることが全てではないと思いつつ、報われたいなら、「頑張ること」よりも「どこで、どう頑張るか」のほうが大事なのかなと思っています。
不思議は不思議なままで不思議
男性/28歳/東京都/会社員
2025-04-14 17:23