本日の案件

本部長、秘書、リスナー社員の皆様、お疲れ様です。

正直な所、僕には何の取り柄もありません。「ある程度出来る」、と言う事はそこそこあるのですが、全て中途半端で何も極められていません。

個人事業主として働いている僕は、ピンチにもチャンスにも正面から立ち向かうしかないのですが、時間をかける事、体を使う事くらいしか自分自身の力でどうにか出来る術がありません。

そんな中で、ひとつだけ僕にも、誰にも負けない武器があります。それは、周りの人に恵まれていると言う事です。

「もうダメだ。」、「今度こそもう無理だ。」と言う場面に差し掛かった時、目の前の問題に立ち向かう方法が分からず途方に暮れている時、必ず身近な誰かが救いの手を差し伸べてくれます。

子どもの頃に大好きだった特撮もののヒーローのように、絶体絶命なタイミングが来ると必ずそこから助け出してくれる人が現れます。

あまりにそう言う事が続くので、人に恵まれている事は僕の才能だと思う事にしました。全て中途半端にしか出来ない僕の残りの部分は、仲間に埋めてもらって完成させていきます。

その代わり、その大切な仲間に対して、生きている間に必ず受けた以上の恩返しが出来るようにと誓いを立てています。

少しずれてしまいましたが、誰よりも人に恵まれている事、それが僕の一番です。

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