これ高値で売れそうです案件
やしろ本部長、浜崎秘書、社員の皆さんお疲れさまです!
私の「高値で売れそうなもの」は、物凄く古い、測量に使う「トランシット」という機械です。
これは、工事をするときに正しい角度などを望遠鏡のようなものを覗いて測る機械なのですが、父が約40年くらい前に個人宅の仕事を請け負ったとき、そのお宅の方が蔵の中から出してきて、「使い道もなにもかも謎な古い機械があるが、使えるものならもらってくれ」と頂いたものです。
父が見てみると、若い頃に使ったことがある測量の機械だったため、その後の仕事で父は普通に測量に使っていました。
そして約30年前、私が高校の土木科で測量の授業を受けているとき、測量の教科書の「測量器具の歴史」と言うページに、測量器具が発明されてから現代まで進化してきた歴史が写真で紹介されており、なんと、私の父が現役で使いこなしているものが紹介されていて、先生に「うちの親父がいまも使ってますよ」と言ったら、「ウソだろ!?学校に資料として同じ物があるけど、壊れてるし古すぎて先生も誰も使い方が分からないんだぞ!」と驚かれました。
ただ、製造メーカーや製造年月日は全く読み取れず、なにもかも不明で、それでも当時は大きな測量機械メーカーに精度の点検調整に出せばギリギリ扱える技師さんが在籍していたので対応可能でしたが、それを扱える技術者も引退してしまい、定期的な精度調整ができなくなってしまったことと、レーザーを飛ばしてボタン一つで各種計算までできてしまう電子機器が主流になったことから、約30年前頃にそれを使うことはなくなったそうです。しかし、恐ろしいことにまだその機械も、うちの親父もちゃんと動きます。同じ目的で使用する測量器具は安いものでも数十万円以上、高いものだと百万円を超えるものまであるので、これはものすごい価値があるのでは?と思います。
親父は、「恥ずかしいから俺が死んだら何でも鑑定団に出せ」と言っています。
私としては、この機械とそれを扱える希少な存在の親父をセットにして、鑑定して欲しいんですが、、、(笑)
いつも本部長の温かいコメントと、浜崎秘書のフランス語のような高貴で上品で優しい声に癒されております。毎日楽しみにしております
ひでひでひでき
男性/45歳/茨城県/会社員
2025-05-07 18:22