今日の案件
本部長、浜崎秘書、スタッフ社員の皆さん、リスナー社員の皆さん、お疲れ様です。
もう40年も前のこと、キャリアウーマンを目指す私。20歳代。中国駐在に赴き、間もない頃。
日本から社長が来ていて、大事な取引先への挨拶。メーカーさんも同伴になっていて、もう出かける前からド緊張。
もちろん通訳は私。
マイクを握って「大丈夫だな」と思ったのに、次の瞬間、頭の中が真っ白に。
結局、長い間、駐在をしていたメーカーさんが、通訳をしてくれました。
立場上、もう恥ずかしくてたまりませんでした。
人がやってると、全然余裕でわかるのに、なぜ頭の中が真っ白になってしまったのか(笑)
駐在を終えて帰る頃には、通訳の仕事も余裕。
メーカーさんからもお褒めの言葉をいただきました。
取引先の通訳さんが、しどろもどろになっている時は、通訳さんのメンツを潰さないように、中国語で「ちょっと補足します」と言っておいて、日本語ではしっかり1から10まで通訳をしました。
メンツは大事。通訳さんの上司に「こいつだめじゃないか」と思われないように、本人を凹ませないように、すごく気を回して、円滑に仕事が進むようにしました。
通訳さんに「素晴らしかったです。ありがとうございました」と言われ、「私も初めはうまくいかなかったよ」と意気投合。
その後の宴会は楽しかったなぁ。
駐在期間は、振り返れば、大変だったけれども、とても充実していました。
でも最初の失敗がなかったら、天狗になっていたかもしれません。私にとっては必要だったのだと思います。
五十歩ヤッホ
女性/63歳/千葉県/自営・自由業
2025-05-08 17:04