本日の案件
本部長、秘書、社員の皆様、お疲れ様です。
今日は朝の通勤電車に、大量の修学旅行生が…!
私は田舎育ちなので、東京駅まではバス移動が当たり前だったのですが、都会の学校は電車が行程に組み込まれるんだと驚きました。
さて、本日の案件ですが、やはり通学路や通勤路はどこも思い出が重なっています。
特に、高校から最寄り駅まで徒歩30分の通学路は、今でもぎゅっとなる思い出の道です。
もともと駅から高校まで、自転車で通学していたのですが、高2の秋に交通事故にあってやむなく徒歩通学に。
それがきっかけで、一緒に通学し、そしてお付き合いをするようになった方がいます。
普段は違う路線を使っていたので、一緒に帰る日だけ、わざわざ遠回りしてくれていました。
急な坂を下るときは、いつもマンホールの上で滑ったふりをして笑わせてくれて、手をつないで歩いた道。
坂を下りた後は、これまた遠回りして川沿いを一緒に歩いて、無邪気な子供のように、ひょいっと堤防の上に登っていた姿。
工事中の橋が渡れなくて、さらにちょっと遠回り…それさえも尊い帰り道でした。
春には桜が満開の下を一緒に歩いて、雨の日は一緒の傘に入って、真っ暗な中に2人の世界がありました。
大学はお互い地方に進学し、一緒に通学・通勤できたのは高校生の間だけでしたが、思い出が詰まった道です。
そんな彼は、今月、入籍します。でも、相手は私ではありませんでした。
紆余曲折ありながらも関係性は続いていたのですが、ちょうど1年前に彼が出会った、彼の会社の先輩と、今月の日曜日に入籍するそうです。
先月、久しぶりに訪れたところ、桜並木は整備され、川の工事も終わり、雰囲気が少し変わっていました。
それでも、私が歩いた道はなくならないし、一緒に過ごした時間も消えないと信じています。
いつか、この道を、また大切な人と歩けますように…!
そんなことを思った週初めの朝です。
本日もよろしくお願いいたします!
いろは
女性/24歳/千葉県/会社員
2025-06-02 08:23