東海道と山陰道
初めての投稿です。
道路に関する、私の50年前の大切な思い出が2つあります。
一つは当時20才、大学2年生だった私は、3月あまりのひまさに
友人と二人で東海道を歩くことにしました。
東京から目的は京都。全く出たとこ勝負。ひたすら歩く。
途中、静岡県清水市辺りの電話ボックスで夜中寒くて二人で暖をとったり、
駅のベンチで野宿するのに寒いので新聞紙を体に巻いて暖めたり、
2週間かけて一日30キロ歩きましたが、足がパンパンに腫れ、お金が足りなくなったので
名古屋で断念。帰りは新幹線で2時間です。
2つめは、その年の夏休み。
今度は一人で自転車で東京から博多まで。寝袋と簡単な地図で一日100キロ。これも2週間。
東海道、箱根超え、関ヶ原を超え、京都到着。京都から山陰道をひたすら走って、関門トンネルくぐって
九州福岡へ。ほとんど駅前で野宿。
自分には20才の体力だけが確かだった時です。
ナビなど無い時代、でも怖く無かったのは何故でしょう。
とにかく前に進んでれば何処でも行けるという感覚が今でもあります。
国道をひたすら見て歩いて走った思い出です。
おおつづみ
男性/73歳/北海道/会社員
2025-06-02 19:11