本日の案件
私が社会人になってから経験した習い事は手話です。
職場のお客様に聞こえない方が来ることがあったのがきっかけで、手話講習会に通い始めました。
先生は、聞こえないネイティブの方だったのですが、本当に奥が深い!
同じ手の動きでも、口の形、眉の上げ下げ、うなづき方などで、全く意味が変わってしまうのです。
例えば、先生が「仕事をする」という手話と一緒にむくれたように口をとんがらがすので、「怒りながら仕事をする…?」という意味かと思いきや、「楽勝で仕事をこなす」という意味だったり、同じ手話で口を真一文字に結んだので、「今度こそ怒りながら仕事をする!」と思いきや「真面目に仕事に取り組む」という意味だったりと、普段、日本語で生活している感覚と全然違うのです。
なんともカルチャーショックでした!
初めはほとんどわからなかった手話ですが、2年間の講習会で日常会話は問題なくできるようになり、聞こえない人と交流するうちに、知らなかった世界がどんどん広がって、手話で話すことが楽しくてしかたなくなりました。
これからも学び続けたい習い事です。
ちばらきっこ
男性/35歳/茨城県/会社員
2025-06-04 15:38