震えた買い物

本部長、秘書こんばんわ
いつも楽しく拝聴しております。
私が、ビビりまくって購入した商品は…

当時、一斉を風靡した
任天堂Switchです。

ビビり散らかした理由は
当時、品薄で整理券ナンバーから
ランダムで選ばれた人にしか買えない状況下で
見事当て
購入することになったからです。

母が大のゼルダ好きとで
ブレスオブザワイルドをなんとしても
誕生日プレゼントとして渡したかった私は
某電気屋で10機販売という情報を聞きつけ
整理券の配られる朝の9時に並びに行きました。

すると、整理券を配る時間10分前にもかかわらず
私に配られた番号は231番。
しかも私の後ろにも更に人が並んでいました。
「200人人以上もいるこの倍率で
当たるか？いや、辛い…どうしよう…」
と思っていました。
倍率を上げるため彼氏にも呼びかけていたのですが
寝坊したため戦力にならず
一人途方に暮れながら当選結果を待っていました…。

時間になり、結果発表の会場に向かう道中は
残念そうに帰って行く人の波をかき分ける形となり
受験合格発表を見に行くのと似た感覚になりました。

そして、掲示板をほぼ諦め気味で見上げました。

思わず声を上げて喜びそうになるのを
ぐっとこらえ
「まーさん(母の愛称)…！やったよ！」
と当選番号片手に震えながら
受取レジに向かいました。
手は汗でグッショリ。小銭は震えで落としそうになりながら。
念願の任天堂Switchを手に入れました。

しかし、当時は世界中が喉から手が出るほど
欲しい任天堂Switch。
手に持った瞬間から周りの目線がギラギラしてるのを肌で感じた私は
「これを無事母の元まで無事に持っていくことはできるか…？」と思い
さらに足まで震えました。

心配になった私は人目につかぬよう
寝坊してきた彼氏を待つことにし、
ボディーガードしてもらいながら
一緒に私の母の元へ帰ったのは
今となってはいい思い出です。

まさか手に入れてくるとは思ってなかったものをプレゼントされた母が
大喜びしてくれたのは
本当に良かったと泣きそうになった
最高の買い物でした。
任天堂Switch2がで始めた現在でも
母は父と一緒に毎日大切に遊んでしてくれています。

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