オーディション案件
皆様お疲れ様です!
高校時代、部活のナレーションのオーディションに合格しました。
私は吹奏楽部に所属していたのですが、毎年6月頃にホールを貸し切って定期演奏会を開催していました。
通常の演奏に加え、劇やダンスなどを盛り込んだステージも企画しており、そういった演奏以外の部分を担当する「演出係」がありました。
毎年恒例の名物企画として、絵本の世界観を小道具と演奏で表現する劇を披露していたのですが、一番重要な絵本の読み聞かせ、つまりナレーションの役は演出係のメンバーの中のオーディションで決めていました。
私の代の題材は『はらぺこあおむし』。指定されたセリフを各々がボイスメモで録音し、誰が相応しいか投票を行いました。その結果、私がナレーションに選ばれ、最後の年の定期演奏会ではらぺこあおむしを朗読しました。
選考理由としては、「なんか声が可愛い」「良い意味で子供っぽい」とのことでした(笑)他の候補者は、保育園の先生のような声、アナウンサーのような声、など上手な子達が多かったのですが、懐かしの絵本だから、子供っぽい感じが良い!ということだったようです!
自分の声にコンプレックスがあり、家族が観にくる中で恥ずかしさもありましたが、良さを引き出してもらえたようで嬉しかったです。今でもたまに演奏会のDVDを見返すくらい良い思い出です。
こむぎの子
女性/24歳/長野県/会社員
2025-07-02 16:19