納豆案件
本部長、秘書、リスナー社員の皆様、お疲れさまです。
40数年前の話になります。
八王子の大学に進学し、住んでいたアパートの隣の住人は大阪出身者でした。
今では納豆もグローバルになりましたが、当時彼は納豆を食べた事も殆ど無く、「腐った豆」と嫌っていました。
彼とは交代で晩御飯を作る間柄となり、親しくなるに連れて、少し意地悪心が湧き出しました。普通にご飯にかけるだけでは無く、納豆カレー、納豆オムレツ、納豆蕎麦などは、好評でしたが、納豆チャーハンを作った際はご飯と納豆が混ぜるのに苦労しグチャグチャのおじやのようになってしまいました。
部屋中に焦げた納豆の臭いが充満する中で無理矢理完食させました。
夏休みになって、大阪に帰省しスーパーの片隅で見つけた納豆を買って帰った彼を白い目で家族が見ていたのは言うまでもありません。
コージーコーナー
男性/64歳/千葉県/会社員
2025-07-10 17:15