本日の案件
就職活動中、第一志望の最終面接。場所は真夏の東京、スーツにネクタイ、満員電車を乗り継ぎ、面接会場に着いた時点ですでにシャツは背中からびっしょり。会議室に通され、役員たちの鋭い視線を前にして、さらに冷や汗が追加された。質問に答えるたび、汗が額から顎へ、背中から腰へと滝のように流れる。クーラーが効いているはずなのに、心臓の鼓動とともに熱がこもっていく。なんとか最後まで受け答えを終え、ドアの外に出た瞬間、緊張と体温が一気に抜けて、まるで全身の汗が出尽くしたような感覚だった。後日、内定の知らせが届いたとき、あの汗も無駄じゃなかったと心から思えた。
泣いてるジャクソン
男性/20歳/茨城県/会社員
2025-07-22 16:58