花火大会
大きな花火大会が始まる時期になりました。お出かけされる方もいらっしゃるでしょうか。私が花火大会ときいて思い出すのは、きれいな花火よりも、美味しいお酒よりも、ゴミです。
以前仕事で不動産業をやっていた頃、花火大会の翌日、管理マンションのゴミ置き場は投棄されたゴミで溢れかえることが常でした。外から入れないようにしても、わざわざ乗り越えてゴミを捨てていきます。
多摩川沿いの市民プールでアルバイトしていたころ、花火大会の翌日は、周辺のごみ拾いが行われます。フェンスを飛び越えて、ごみ袋がプールサイドに投げ込まれいたこともあります。ご丁寧に「ごみは持ち帰りましょう」という看板の脇に、ごみが積まれています。
花火はきれいで、見る人たちに感動を与えてくれます。屋台の食べ物も、コンビニで買ったお酒も、より一層美味しいに決まっています。家族と、恋人と、あるいは一人でも、その時間は、きっとかけがえのない、美しいものだと思います。
そして、その裏では、汚れた大量のゴミが投棄されています。きれいなおべべを着て、焼きそばのゴミを、飲み残した缶を持っていたくない、という気持ちは、理解できます。ですが、多くの花火大会では、ゴミはご自身の責任で持ち帰る、捨てることがルールとして決まっているはずで、ルールを守れないのであれば、花火大会に来てはいけないと思います。
長々と説教臭い文面になってしまいましたが、花火大会行かれる方は、ぜひ楽しい時間をお過ごしください。立つ鳥跡を濁さずの精神で、美しく楽しんでいただけることを、祈っております。
ひろよす
男性/38歳/東京都/福祉施設職員
2025-07-25 21:48