たまやー案件
本部長、秘書、リスナー社員のみなさんお疲れ様です!
花火の思い出ですが、たった一つだけ誰にも言っていない思い出があります。
20歳のとき、職場の同僚たち10人ぐらいで江戸川の花火大会に行きました。当時、一つ年上の男性といい感じだったのですが、彼だけは遅れて河川敷に到着しました。既に花火大会は始まっており、彼が同僚に「ゴリサの隣に座るから、ゴリサの隣は俺で予約ね!」とメールをしてきたらしいのです。当時はそんなやりとりが行われていたとは知らず、遅れてきた彼と女性の同僚が急に場所をチェンジし、私は彼と並んで花火を見ました。
大きな花火に大興奮していた私に彼が、「俺さ、花火大会って混んでるから嫌いなんだよねー。」と言ってきたので、「じゃあなんで今日来たの?」と聞き返すと、「は?ゴリサが来るって聞いたからなんだけど。ゴリサが来なかった絶対に来てないよ。」と言われました。
え、え!?何?これは遠回しの告白なのか!?
とびっくりしましたが、そういうことには気づかない女子を演じました。笑
後ろから同僚たちが写真を撮っている雰囲気も伝わり、「なんか、カップルみたい!」とちゃかされました。最後の連発花火のとき、彼が私の耳元で「来週の土曜日さ、サシで飯行かない?一緒に観たい映画もあるんだ。」と言われたのですが、花火の音が大きすぎて上手く聞こえず、「何?聞こえない!」と言ったら、隣にいるのにメールを打ってきた彼。私は彼からのメールを開き、その文面を読みました。恥ずかしかった私は、彼にメールで「ok」だけ送りました。まさか、花火を見ながらドラマみたいなワンシーンを経験するとは...。
その彼は、今の
旦那さん
ではありません。ですが、結婚をしたかった人です。
ゴリサ
女性/40歳/東京都/会社員
2025-08-07 10:00