たまやー案件
本部長・秘書・社員の皆さん
お疲れ様です
もはや50年も前の話になりますが、地方の田舎町で育った私の家は、すぐ隣に市営グラウンドがあり、そこで毎年お盆に花火大会が行われていました
都会ではあまり見かけないナイアガラをはじめとする仕掛け花火がいくつもあったり、
スターマインなどの打ち上げ花火もたくさんありました
そんな花火の中で花が開いた後、空中で灯った花火玉が、ゆっくり揺れながら明るく照らしながら落ちてくるものがあります
あれって大きなパラシュートにぶら下がって降りてくるのをご存知でしたでしょうか
田舎の花火大会だけあって、その花火が上がるとみんなグラウンドに走り込みパラシュートをゲットしようと壮絶な争いがあったのですが、
その頃小学生の私は果敢にゲットチャレンジするも大人たちの足蹴にあって半べそを描きながら引き返すことしかできませんでした
悔しさを噛み締めながら迎えた翌朝、庭を見るとなんと大きなパラシュートが庭の木に引っかかっているではないですか
大喜びでゲットして友達とパラシュートごっこをして遊びました
今でもゆっくり落ちてくる花火を見るとあの頃の悔しさと喜びと楽しさを思い出します
田舎の夏の思い出です
パピング
男性/61歳/東京都/会社員
2025-08-07 17:36

