花火の思い出案件

本部長、秘書、リスナー社員の皆様お疲れ様です。

高校三年生の夏、部活を引退した後、同い年のマネージャーだった子を花火に誘いました。好意を寄せていたし、もちろん告白するつもりで。
花火は二つ返事でOKをもらったものの、前日になりその子から「〇〇ちゃんも連れてってもいいかな？」と言われました。〇〇ちゃんというのは一年生のマネージャーの子で、自分とも仲が良く、付き合ってると噂されたこともあるぐらいでしたが、自分としては妹みたいな感覚で恋愛対象ではありませんでした。とはいえ、どちらとも仲が良かったので変に断るのもおかしいかなと思い承諾。
当日、花火会場近くの駅で待ち合わせると、二人とも浴衣姿でめっちゃ可愛かったです（笑）
花火が始まる前、意中の子がトイレに行ったタイミングで後輩のマネの子に「てめー、何で来た（笑）」と優しく蹴りを入れながら聞くと「いや、先輩に誘われたし、花火見たかったんで……あ！！！そういうことですか！？うわー！ヤクル党さんそういうこと！？じゃあ私しれっとタイミング見て帰りますね！」という飲み込みが早い子で助かったんですが、後輩が帰ると言った時、向こうも察したんでしょうね。「〇〇ちゃん帰るなら私も帰る」と。
結局なだめすかして三人で花火を見ました。
二人の浴衣姿が良すぎて、ぜーんぜん花火が入ってきませんでしたとさ（笑）
後々別の機会に告白したものの当然ながら撃沈。
あれもまたいい青春だったなー。

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