案件
高校1年生だったとある夏の話。
クラスの男女10人前後で、明るい時間はファミレスでだべり、日暮れ頃には歩いて公園に移動し、皆で水風船や花火をして遊んだ時のこと。
途中、ひとり休憩がてら皆が遊んでるところを少し離れたベンチから眺めていると、当時仲の良かった男子が隣に座りに来て、何気ない会話をしつつ、しばらくボーッと2人で過ごしていました。
ここだけ時間がゆっくり流れているような不思議な空間にめざとく気付いた別の男子が、「何お前らデートかよ(笑)」と茶化しに来ても、恥ずかしがることなく向き合って笑い合って…良き夏の思い出です。と、今更ながら、「あの時片想いしてたんだな…」と気付く自分の鈍感さ。
ほろ苦くもありますが、これも立派な青春か…と懐かしむ今日この頃です。
帰りの電車で打ち上げ花火を見たことも含め、私を彩る青春の大切な1ページ。
和室の畳
女性/26歳/神奈川県/会社員
2025-08-25 13:57

