いまでもこころの中に
本部長、秘書、社員の皆様、お疲れ様です!
SPウィークの今週もどうぞよろしくお願いいたします!
高校生の時に付き合っていた彼女。
遠距離恋愛をしていたのですが、2年弱でお別れすることに。
彼女から一方的な別れだったため、当時は悲しくて悲しくて仕方なく、ずっと尾を引いていました。
いろんな人と付き合いましたが、その彼女と比べてしまいうまくいかなかったこともあり、さらには何度かの結婚もしていますが、それでもこころに大きな存在でお別れしたことも。
彼女と別れてから1年経ったある日、彼女と共通の友達と久しぶりに逢いご飯を食べてる時に、"もしかしたら知らないかもしれないんだけど、あの子病気で亡くなったの"とまさかの告白。
一瞬何を言ってるかわからなかったのですが、その友達が、"あの子は病気になって先が長くないことを知って、大好きだったけどあなたと別れたの。手紙、預かってるけど、読む?"と言われて渡された封筒には、彼女の筆跡とわかる丸文字でちよっとだけギャルっぽい書き方で自分の名前が書いてありました。
便箋には、いきなりの別れ話に申し訳ない気持ちと、具体的な病名といまの状態、そしてもう長くは生きられないことが書かれており、最後に"一番好きになった人、ずっと一緒にいたかったけど、私の病気のせいでごめんなさい。"と書かれていました。
涙が止まらず、何も気付いてあげられなかったこと、そして悔しくて悔しくてその後の記憶が思い出せなかったこと。
あれから20年以上経ちますが、いまも時々、空を見上げて彼女の笑顔を思い出します。
8月は彼女の命日の月。
こころの中ではいまも彼女への想いが断ち切れませんが、前を向いて歩いています。
じゃんぼたこ焼きロボット
男性/43歳/福岡県/自営・自由業
2025-08-25 16:48

