〜本日の案件〜
皆さま、お疲れ様です。
あれは中学3年生の時の出来事です…。
研究発表で使うポスターを徹夜で作り、仮眠を取ったら絶対に起きれない自信があったので、朝一番に学校に向かい、始業時間まで教室で寝る作戦を立てました。
早朝の山手線はゆとりがあり、冬の座席はほかほかと心地良く、疲れた体に沁みました。
「池袋〜池袋〜」というアナウンスでハッと目を覚ますと、目の前に映るのは混雑した車内と池袋駅の看板。
『わたし池袋から乗ったのに、どうして池袋にいるの??』寝ぼけ頭でパニックに!
時計を見て、自分が山手線を一周していた事に気付きました。
幸い出発時間が早かったので、走れば遅刻は免れそうな時間に駅に到着して、ポスターが変形する位振り乱して走っていると、校門には当時片思いしていた好きな先生が立っていました。
それだけでも最悪なのに、先生から「もしかしてめちゃくちゃ早い時間に山手線で寝てた〜?」と聞かれて、偶然同じ車両に居て、寝顔を見られていた事が発覚しました。
山手線寝落ち一周、徹夜明けの不細工な寝顔公開、遅刻ギリギリのトリプルパンチは思春期女子にとって恐怖の呪われた1日となりました。
今でも山手線に乗ると、寝ないように気を張ってます!
ゆる蜜
女性/35歳/東京都/自営・自由業
2025-09-08 13:57