どんぐり
小学1年生の秋、今から60年ほど前のことです。
担任の先生から「明日どんぐりを持ってきてください」と言われました。
世田谷に住んでいて団地だったので近所にどんぐりなんかなくて、母に言ったら、「おじいちゃまに相談してみよう」ということになりました。
当時の祖父は、割と大きな会社で偉くて、車の送り迎えがあったのですが、夕方暗くなる前に、祖父が車で来てくれて、新宿御苑まで行ってくれました。事前に連絡をしてくれていたのか、入り口の警備員さんがビニール袋いっぱいにどんぐりを拾っておいてくれて、びっくりしました。
次の日学校に持っていくと、ほとんどみんな持ってこれなくて、僕の持ってきたどんぐりでクラスのみんなで爪楊枝を刺してコマを作ったのを思い出しました。、幸せな子ども時代でした。
キャライア・マリー
男性/64歳/千葉県/会社員
2025-10-07 07:33

