どんぐりむっくり案件
次男が幼稚園の年少さんだった頃の話です。
次男は周りの子供達よりも身長が二回りほど小さく、太ってる訳ではないのですが、ほっぺムチムチ、目はクリックリ、体はパンパン、すごいX脚だったせいか?足もムッチムチだったせいか?とにかく短足でした。幼稚園では4歳児の中に、2歳児がいるみたいな感じだったんです。
先生達やみんなから愛されボーイでお調子者だった次男が、ある日、お風呂から素っ裸でヘンテコリンな動きをしながら出てきました。
その動きにツボってしまった私、笑いながら「もー、最高のずんぐりむっくりくんじゃん!!」と言ったところ
急に次男が「なにいってんのよ!!」(なぜか当時は怒るとおかま口調だった)と、プリプリと怒り始めました。え!?もしかして、ずんぐりむっくりって言葉が気にいらなかったのかな!?と慌てる私…
すると、めっちゃ上から目線で、「お母さん、、、!それをいうなら、、どんぐりむっくりでしょー!!!!」
「はぁ、ほんと、大人なのに何言ってるの!?もう恥ずかしいなー」と、まっぱの4歳児の呆れた冷たい目線を投げつけられました。
えーーーー!!なんだって??私の頭の中で初めて聞く「どんぐりむっくりーーー!」と言う単語が何度も響き渡りました。まさかの君は「どんぐりむっくり」だったのか!!
そして「あ、、そうか、、どんぐりむっくりか…そうだよね、どんぐりむっくりだったよね…どんぐりかっこいいもんね」としか言い返せない情けない私…
してやったり顔で「そうでしょ」と、また偉そうに言う次男。
どうでも良いから早く服着てーーー!!!君の本物のどんぐりむっくり、まだ出しっ放しだからー!!
とにかく笑いを堪えるのが大変でした。
その後、ずんぐりむっくりという言葉を発した事はありませんが、小さい頃の次男の写真を見ると、いつも「どんぐりむっくり」が頭に浮かんできます。
今、中1になった次男は、部活頑張ったり、彼女ができたり、反抗期だったり、青春満喫中ですw
そらし
女性/45歳/東京都/自営・自由業
2025-10-07 18:53

