案件〜仕事でやるハードムーブ
皆さまお疲れ様です。
私は幼稚園で働いています
園庭には大きなイチョウの木があります。
子ども達にとってはこの木に登ることが自慢の1つになります。
年少組では先生にお尻を押さえてもらって、やっと1段目まで登ります。
年中組になると何人かは1人で1段目まで登れます。
年長組になり、手足が伸びるとクラスの中の数人が、2段目、3段目と登って行きます。
毎年、クラスに1人か2人は木登り名人が現れ5段、6段と園舎の屋根より高い所まで登って行きます。
ところが、ある時、お調子者の男児が5段目まで登った所で「怖〜い!」と言い始め、「無理〜降りられな〜い」と泣き始めました。
下から「左足のつま先を下の木につけて木を抱っこしながら4段目までまず降りてごらん」などの助言は1つも耳には届かず、泣き叫ぶばかりです。
仕方がない、、50歳を過ぎた私がお迎えに行くことになりました。
イチョウの木の5段目は下から見たのとは大違いで震えるほど高いのです。
でも、先生がビビったら子どもはもっと怖がってしまうので素知らぬ顔で彼の所まで登り、「大丈夫、大丈夫」と言いながら半分抱っこして、やっとの思いで下まで降りて来ました。
子どもの頃は、ブランコから飛び降りたり、シーソーで宙を舞ったり、ブロック塀を走り抜けて落下したり、色々やんちゃな遊びもしたけど、大人になってからの木登りはかなり痺れますよ
本部長と秘書も、大きな木があったら登ってみてね。
泳ぐ淡水魚
女性/58歳/埼玉県/幼稚園教諭
2025-10-13 10:38

